【みやぎ登米】震災に負けずおいしいみやぎ米を作って、との思いを込め、JAみやぎ登米迫町青年部は10日、JA南三陸に「ひとめぼれ」の苗を届けた。
当日はJAみやぎ登米青年部員ら約10人が参加。育苗を請け負った登米市迫町の千葉昭広さんのビニールハウスから1枚ずつ丁寧にトラックに積み込 んだ。育苗した2000枚のうち、1500枚を南三陸町入谷地区にあるJA南三陸のビニールハウスに運んだ。残り500枚は後日、JA南三陸の職員らが運 んだ。
JA南三陸では、津波により管内の育苗センターが壊滅的な被害を受けた。今回の取り組みはJAからの要請を受けたもの。
JAみやぎ登米青年部の及川裕康部長は「私たちにできることがあれば、これからもどんどん協力していきたい」と話した。 |