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新鮮な野菜を被災地へ 出荷最盛期も復興願い/長野・JA佐久浅間しらかば野菜部会青年部 (2011/07/17 エリア信越)
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 長野県佐久市布施の長者原地区で高原野菜を生産するJA佐久浅間しらかば野菜部会青年部は、東日本大震災で被災した宮城県石巻市に向けて定期的に野菜を届けている。この連休も被災地に出向き、野菜を配るボランティアに当たる。(長野・佐久浅間)

 活動のきっかけとなったのは、5月中旬に副部長の小松徹さん(39)が仕事中に何気なく聞いたラジオ番組だった。内容は石巻市渡波地区の避難所になっている同市立渡波小学校で野菜が不足しているというもの。一念発起した小松さんは、自分が作った野菜を届けようと、現地と連絡を取り、収穫が始まったばかりのレタス2箱を2回に分けて宅配便で送った。

 6月に入り部長の飯沼富夫さん(39)らにも声を掛け、3回目の発送は部員5人で協力して行うことになった。

 小松さんは現地の状況を把握し、何を必要としているかを確かめるため、積み荷とともに石巻市の避難所を訪問。現地のボランティアと直接話し合う機会を持った。そこで生鮮食品の鮮度を保つ保冷設備が不十分であることを知らされ、一度に大量に送るのではなく、適切な量を継続的に送る必要があることを知ったという。

 こうした活動に取り組んでいることを知った若手部員から「俺たちにもぜひ参加させてください」という声が続々と上がり、4回目の発送から青年部の活動として取り組むことを決めた。

 飯沼さんと小松さんは、以前から青年部として何かできればという思いがあったが、「若い人たちの声が一番うれしかった」と話す。主力の葉物野菜が出荷最盛期を迎える中、1つでも多く出荷したいと願う生産者に負担を掛けてしまうのではないかと考え、どれだけ協力が得られるか心配だったという。20人の部員をグループ分けし、ハクサイ、キャベツ、レタスなど約100ケースを月に2回送る。JAが予冷施設を提供している他、協力を要請した取引業者も活動に賛同。輸送費用は、出荷野菜の輸送業務を請け負っている三協運輸(株)の協力で燃料代程度の負担で運搬してもらっている。野菜を詰める段ボール箱はレンゴー(株)から提供を受けている。

 「支援の形はいろいろあるが、農家としてできるのは新鮮な野菜を届けること。未来を担う子どもたちの栄養が偏らないように、たくさん食べて元気を出してもらいたい」と飯沼さん。この活動を青年部だけでなく、部会活動に広げたいと考えている。

 活動の発起人の小松さんは16、17の両日、気仙沼市の大島に出向いてボランティアらと野菜を配る。また、収益の一部を支援活動に充てようと「東北復興支援前掛け」の販売を個人的に請け負い、生産者らに協力を呼び掛けるなど積極的な活動を続けている。

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