【鹿児島・あまみ】「沖永良部島の花を愛(め)でて、復興への勇気と元気を出してほしい」と願いを込め、JAあまみ知名青壮年部、知名町花卉(かき)振興会、知名町4Hクラブの3団体は共同で、東日本大震災の被災者に花を送った。
「遅い復旧と苦難を強いられている被災者に、被災地から1600キロ離れた沖永良部島から支援を」と、知名青壮年部が呼び掛けた。テッポウユリ、オリエンタルリリー、グラジオラス、ソリダゴ約2200本を、JAあまみ知名事業本部の集荷場で箱詰めし船便で発送した。
花は被災地の仙台花市場の協力を得て、津波被害などで仮設住宅で暮らす仙台市内の343世帯に配布された。 |