【やまなし】山梨県国際農村青年連盟は、国際農業者交流協会の委託を受けて、マレーシアの農業研修生1人を受け入れた。研修生はこのほど、県農政部の山里直志部長らを表敬訪問した。
研修生はアジズール・ムイズ・アドブゥ・アジズ・ビンさん(23)。約1年間にわたり、同連盟の田中久会長宅にホームステイし、日本の農業生産技術や文化などを学ぶ。
研修先の田中さんは、中央市でロックウール施設を使ったトマト専業農家。これまでも海外の研修生や新規就農を目指す研修生を受け入れているが、マレーシアからは初。
ビンさんは家族と約10ヘクタールでナス、小松菜、チリペッパー、豆類などを栽培。山里部長らに日本語で研修への意気込みや抱負を語った。山里部長は「好奇心を持って研修し、マレーシアと日本との農業の懸け橋になれるよう頑張って」と激励した。
今後は田中さん宅での農業研修の他、機械研修、農業試験場や先進農家の研修を予定している。
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