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反TPP運動活発に 子牛高騰、ウンカ被害も/13年九州・沖縄重大ニュース (2013/12/28 ワイド1九州)
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 環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加と水田農業政策の転換、記録的な猛暑とトビイロウンカの大発生など、農業界にとって2013年は急展開する政治や異常気象に振り回された年だった。九州・沖縄農業の一年を振り返る。

■TPP交渉に参加
 日本は、3月に交渉参加表明。7月の第18回会合から交渉に参加した。交渉参加に対する不安は根強く、各県でJAグループと医療、消費者団体らが連携し、地域を守るための要請活動が続いた。青年部が上京し、官邸前での座り込みなどを実施した他、TPPの危険性を地域に伝える街宣活動が活発化した。

■参院選で自民圧勝
 7月21日に投開票された第23回参院選は、自民党の圧勝で終わった。農村部を中心に、全国で31選挙区ある1人区は、29選挙区を同党が制した。自民、公明の与党が過半数の安定多数を獲得する一方で、民主党は結党以来最も少ない議席となり惨敗。衆参両院の「ねじれ」が解消した。

■米農政大転換
政府は11月、米農政の大幅な見直しを行った。3年ぶりの見直しで、生産者の経営安定に寄与していた米の直接支払交付金を、2014年度から同7500円に減額し、17年度以降は廃止する方針を決めた。「米による転作」を推奨し、飼料用米への数量払いを導入。最大で同10万5000円を交付するとした。

■子牛価格高騰
 和子牛価格の高騰が続いた。12月せりでは九州各地の家畜市場で1頭平均が軒並み50万円を超えた。口蹄(こうてい)疫や東日本大震災などの影響が尾を引き、頭数不足に陥ったことが主な理由。特に、人気種雄牛「安福久」の血を引く子牛が多く上場される鹿児島県薩摩中央家畜市場では同60万円を突破し、開設以来、最高値を記録した。

■ウンカ被害広がる
 夏場の高温・少雨により害虫のトビイロウンカが大増殖し、九州北部を中心に水稲の坪枯れ被害が広がった。九州のウンカによる被害量は3万5900トンに及び、少なくとも25年間で最大の被害となった。これに高温障害などが重なり、九州の13年産水稲の作柄は作況指数が97の「やや不良」となった。特に、佐賀では作況指数が93、福岡と大分では96と低迷した。

■干ばつ、猛暑
 5月には九州各地で高温と少雨の記録を更新。6月にかけ各地で農業用ダムの貯水率が低下、田植えが心配された。沖縄や鹿児島の離島部では梅雨明け以降、記録的な干ばつとなり、サトウキビが枯れるなどの被害が相次いだ。6〜8月の平均気温は九州北部、南部・奄美地方ともに過去最高を記録。猛暑と少雨の影響が尾を引き、秋には野菜が品薄になった。

■諫干開門期限過ぎる
 国営諫早湾干拓事業(長崎県)をめぐり、2010年の福岡高裁判決(確定)が命じた潮受け堤防排水門の開門が、12月に実施期限を過ぎた。干拓地の営農者らが反対し開門へ向けた事前対策に着手できなかったことや、長崎地裁が11月、営農者らが申し立てた開門差し止めの仮処分を認める決定を出し、国が相反する法的義務を負ったことが要因だ。確定判決の義務を国が履行できない異例の事態となった。

■世界農業遺産に認定
 5月の世界農業遺産国際会議で、熊本県阿蘇と大分県国東半島宇佐が、世界農業遺産に認定された。九州・沖縄地域で、世界農業遺産に認定されたのは初めて。伝統的な農業の維持が、多様な生物との共存に貢献している点を評価された。両県とも、認定をきっかけに、農産物のブランド化や観光客の増加につなげようと期待がかかる。

 

 



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