JAかながわ西湘青壮年部早川支部はこのほど、小田原市早川の部員の畑で、温州ミカンの剪定(せんてい)講習会を開いた。部員・JA職員約10人が参加した。 同支部は部員の多くがかんきつを栽培。兼業農家が多く、日常的な管理不足や知識不足に悩んでいる。基礎を学びながら部員間で知識を共有し、品質向上につなげようと企画した。JA営農部の職員は「基本的な技術を身に付け、木の個性に応じた剪定を行ってほしい」などと呼び掛けた。専業農家の部員が中心となり、互いの栽培方法を教え合った。 青木肇支部長は「技術不足に悩む兼業農家、若手農家の課題解決につなげたい」と話した。 |