JA山形おきたま飯豊地区青年部と交流のある東京都杉並区の小学校3校の親子38人が4、5の両日、飯豊町に稲刈り体験などに訪れた。 青年部員の田んぼで鎌を使って手刈りした他、コンバインに乗って機械刈りも体験。米沢牛のバーベキューや芋煮用のサトイモ掘り、地元産のそば打ち、ラズベリーの収穫なども体験した。 青年部は、都内の小学校に出前授業を10年以上続けており、今年は7校で実施した。参加校の多くは、JAを通じて学校給食に米を納入し、保護者が自主的に組織したグループによる田植えや、稲刈りなどの飯豊町農業体験ツアーは7年間続いている。 桃井第二小学校の邊見公子校長は「地元商店街の協力もあり、ツアーが実現した。普段は学校の小さな田んぼしか見ていない子どもたちにとって、食と農の大切さが肌で感じられる素晴らしい機会になった」と話した。
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