石川県のJA松任青年部西南支部笠間地区は19日、この春に高校を受験する白山市笠間中学校の生徒120人に「合格もち」を贈った。青年部員が地域の子どもたちと育てた米で作った五角形のかきもち。10年続く恒例行事。18日には支店に隣接する笠間神社で祈願祭を行った。
同地区の青年部は、活動の一環として「竜宮かきもち」を生産・販売している。合格もちは、紅白セットのかきもち。大きさは15センチで、昆布やエビなどが入っている。
祈祷(きとう)の際、宮本昌一地区長は、早朝の拝殿に合格もちをささげ、中学生の試験合格を祈願した。毎年、このご利益にあやかりたいと大学や就職の関係者らからも問い合わせが相次ぐという。同青年部では支店窓口での限定配布も行っている。
問い合わせJA松任西南支店、(電)076(276)1222。(石川・白山)
|