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[東北リポート]出張授業に親も感心 神奈川で“田んぼの先生”/JA秋田ふるさと青年部 2009.7.1
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 秋田県のJA秋田ふるさと青年部は2007年から、神奈川県相模原市立大沼小学校で「出張農業体験授業」を行っている。青年部員が“田んぼの先生”として同校を訪れ、校庭の花壇に即席の田んぼを作り田植えを指導する。3年目の今年は授業を受ける児童が増え、苗を自宅で育てる親子もみられるなど保護者を巻き込んだ取り組みにもなってきた。(JA秋田ふるさと=高橋春樹通信員)

 「ふるさとの学校」と題したこの授業は、児童と一緒に作物を育てることで、農業への関心を高め食の大切さを伝えるのが狙いだ。

 米作りの一連の作業を体験できるよう、ふるいにかけた土と肥料を混ぜる土づくりから始め、はだしで代かきをし、全員で田植えをする。肥料や苗も秋田県から持ち込む。スライドを使って、環境を守る田んぼの役割などの説明も行う。

 秋の収穫期に再度同校を訪れるまで、ビデオレターなどを通じて生育管理の指導もしている。

 同校がある同市には、以前は多くの農家がいたが、開発が進み減少。「出張授業」を持ちかけた同校の齋藤浩教諭は、「都会で農業に触れる機会は少ない。一人でも多くの児童に、食と農の大切さを感じてほしい」と話す。

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 今年の授業は6月26日に行い、昨年より5人多い25人の部員らが訪問した。これまでは5年生だけを対象としていたが、学校側の要望で4年生にも広げた。1カ所だった田んぼも2カ所にし、合わせて220人の児童が泥んこになりながら笑顔で「あきたこまち」の苗を植え付けた。児童は「立派な米を育てたい」と、意欲的だった。

 4年生は新たに、菌床シイタケの栽培も体験した。青年部は18個の菌床を秋田から持ち込み、水をかけたり刺激を与えたりするなどの発生作業を指導した。菌床も青年部の指導で、児童と教師が管理する。

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 今回で3年目を迎え、保護者も積極的になってきた。授業を見学する保護者の数は年々増え、卒業生の保護者もいる。余った苗を持ち帰り自宅で育て、生育日記をつける親子も出てきた。

 青年部の篭谷亨部長は「これからの将来を担うのは子どもたち。彼らが大人になった時、授業で伝えたことが実を結ぶはずだ」と成果を確信する。


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