JAあいち知多青年部大府地域は8日、大府市立共長保育園で餅つきを行った。年間を通じて食農教育に取り組んだ園児とともに4臼をつき、出来たての餅を味わった。
大府地域の部員は、遊休農地の活用と地域貢献を目的に、2012年度から休耕田を借りて地元保育園と食農教育に取り組んでいる。今年度も5月から年長園児らと、田植えや稲刈りなどの作業を行ってきた。
毎年制作するポリシーブック(政策集)では、食農教育を中心に掲げ、改善策を盛り込んだ。餅つきでも、園児が飽きないように、米作りの紙芝居やかるた取りを行って、充実した内容にした。作業も、役割を明確にして効率よく進めた。
加古和明地域部長は「部員が役割を認識し、手際よく進めることができている。一方、マンネリ化してモチベーションの低下が課題となってきた。今年度のポリシーブックでは、活動全体の見直しも盛り込んだ。内容を精査し、ステップアップさせたい」と話した。
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