JAあいち知多青年部大府地域は節分の3日、大府市立共長保育園の豆まき会に協力した。鬼に扮(ふん)した部員が園庭に登場すると、園児らは「鬼は外」と大きな声で叫びながら思い切り豆をまき、鬼を追い払った。
2012年度から食農教育を通じて交流を深めた同保育園からの要望に応え、鬼としての協力を始めた。今年で4回目。
この日は、113人の園児が組ごとに、園庭に描いた円の中に入り、外側の鬼に向かって豆をまいた。年長クラスでは円の内側まで鬼が入り込み、保育士や友達がさらわれると、勇気を振り絞って助けにいく男児もいた。
鬼役の部員は「泣いてしまう子もいたが、節分の良い思い出になったと思う。これからも協力していきたい」と話した。
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