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おいしい野菜食べて 地域の子ども食堂に無償提供 食べ残しなく好評/JA東京みらい東久留米地区青壮年部有志 (2017/06/03(土) 日本農業新聞 ワイド2首都圏)
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共働きや一人親家庭などで孤食を余儀なくされる子どもらを対象に、安価や無料で食事を提供する「子ども食堂」の設置が全国的に広がる中、JA東京みらい東久留米地区青壮年部の有志が東久留米市立西部地域センターの「滝山ふれあい子ども食堂」に野菜を無償提供している。

4月からJAを拠点に、規格外品を中心とした野菜を集荷。時期によって種類や量はまちまちだが、新鮮な地元野菜は食べ残しがないほど子どもたちに好評だ。

同食堂は、NPO法人東久留米ふれあいの街が2016年5月、子どもが一人でも立ち寄れる居場所として開設した。栄養バランスの良い温かい食事や会話によって健全な心と体の育成を支援。地域で孤立する保護者の情報交換の場や、リフレッシュの場づくりも目指す。

同部の篠宮仁部長が昨年7月、知人から依頼を受け、野菜の提供を始めた。昨年10月、全体会議で部員に協力を求め、部長を含め5人が趣旨に賛同。負担の少ない集荷方法や納品作物の調整などをモデル化し、有志の輪を広げていきたい考えだ。篠宮部長は「子どもは地域で守るもの。中食や外食では分からない新鮮な野菜の味を知るきっかけにし、子どもが親になったときに地元の野菜を選んでもらいたい」と食育を重要視する。

献立は運営側がJAを通して事前に連絡するが、提供される野菜に応じて変更することも多い。同法人の矢部晶代事務局長は「予定になかった献立を増やせるときもあり、とても助かっている」と感謝を口にする。

食事は月2回、午後7〜8時。入り口に野菜の提供者を紹介し、子どもたちに地場産野菜であることを伝える。毎回20〜30人が訪れ、約15人のボランティアスタッフが調理する。食事代は高校生までの子どもが100円、大人300円。

矢部事務局長は「多忙を極める家庭の利用が多い。産業に興味を持ったり、異年齢の児童と遊んだり、地域のよりどころとして機能させたい」と意気込む。

同市内の子ども食堂は現在3カ所で運営。対象や形態は異なるが、今年度は新たに2カ所の開設が予定されており、今後も野菜の需要が増える見通しだ。(東京みらい)

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